テスターのテストによる開発者のためのテスト

システム業界で思ったことをそのまま言葉にしよう

転職を振り返ってみる

こんばんは、なそです。

 

Twitterのタイムラインが転職、仕事辞めたいであふれかえっていたので、自分の時を思い出してみることにしました。

 

【転職迷い時期】

 もともと北海道でSIerでほぼベンダーとしてシステム開発をしていたので、一気通貫の仕事が多かったです。そのため、顧客とかかわることができる要件定義から保守運用まで担当できたのはとても仕事をする上での土台を作ることができていました。

 しかし、その中でどうしても開発の終盤からリリースまで荒れることが多く、いろんな人に迷惑をかけることがありました。

 このころから勉強会に参加するようになり、いろんな方から社外の状況を聞くようになっていきます。それと合わせてプロジェクトマネージャーの勉強に加えて、開発プロセスの勉強も進め始めました。

 

【転職決断】

 前職で炎上案件の渦中におり、うまいことマネジメントができない。開発も進まない。顧客との調整もしっくりこないという状況でした。(PMは別にいたんですが、ここでもうまいことコミュニケーションが取れていなかった気がします)

 PMとは別の案件でもチームを組んだことがあったのですが、顧客への価値提供の部分でぶつかることが多く、ここでも同じことを発生させてしまいました。

 そうこうしているうちに実践している開発プロセスに疑問を持つようになり、ほかの会社はどうやっているのか気になり始めました。また、品質の指針であるテスト計画書がコピペ製作だったため、品質に対しても気になり始めました。

 そんな中、ふとした気の迷いから登録した転職サイトから一通のスカウトが届きました。それが今の会社です。上記で気になっていた「品質」「検証」「いろいろな会社」というキーワードがヒットし、ダメ元で受けてみることに。

 

【転職まで】

 ダメ元で受けるといっても、いろいろとヒットする項目があったため数社から選ぶことはせずに1社受けてダメだったら、もうしばらく会社を続けることにしました。
(性格上、ふらふらと決めかねるくらいの時は実務も転職活動も何も身も入らないので)

 エントリーからすぐに1次面接のメールが届き、東京本社を希望していたためSkypeで面談となりました。(一人しかいない部屋の中でスーツを着て椅子に座っているのはシュールでした)

 その日は前歴、転職の理由、ちょっとした雑談をして終わりました。最初は緊張していましたが、話を進めていく中で緊張も程よく解けました。

 そのままあれよあれよと決まり、無事に転職することができました。意思決定の速さには本当に感謝しています。9月下旬から10月中旬くらいのスピード決定でした。

 

【転職後】

 さて、念願かなって品質を勉強できるとのことで、いろいろと飛び込ませてもらいました。そのおかげで今、悩みながらもテストを仕事にしてよかったと思えています。

 

なんだかんだでサクッと決まりましたが、いろんな人と話をしていくなかで感じたのは「転職の理由」が大きいのではないかと思いました。

私が自問自答したのは、3点だった気がします。

  • 会社の事業に共感できるか?
  • 業務の内容は理解できるか?
  • その業務を通じて何をしたいか?

 会社の事業に共感できて、業務内容が理解できて、得たいものが定義できなければ、ミスマッチが起きますので。。。相手もこの3点がミスマッチだと落としてくれるので、自分に合わなかったんだと納得もできます。

(多少の思い込みが入っても大丈夫だし、ぼんやりしててもいいと思います。そして、会社の全部を知るのは不可能です。漠然とでもよいのでここで働きたい。こういうことをしたいとイメージできるかどうかが鍵な気がします)

そして、これがしっかりしていると周りの人に止められることはないと思います。

(転職した人周りにいなかったし、誰にも相談しませんでした(笑) 社内では特に誰にも言ってません。一番仲が良かった先輩すら転職が決まった後に報告しました)

まぁ、ノリと勢いで転職しましたが、こうして言葉にしてみると何も考えずには転職はしていませんね(笑)
(スピード決定だったのですが、転職は3か月くらい待ってもらいました。わがままを聞いていただきありがとうございます)

 

自分はこうして東京で働くことになり、いろんな人出会うことができました。

転職や今の業務で悩んでいる人の少しでも助けになれば幸いです。

 

それでは、ノリと勢いを大切にする「なそ」がお送りしました♪