木テクにて突撃LTをさせてもらいました!!
こんにちは、なそです。
季節は一気に冬になり、体調はいかがでしょうか?
さて、ちょっと前ですが、下記でLTをさせてもらった話をします!
申し込んだのは10月25日(水)の前日でした。
直前に対応いただきありがとうございましたm(__)m
話の内容は「テスト観点」についてです。
私が伝えたかったのは、テスト観点一覧表をつくりましょうではなくテスト観点とは何者かということを再認識してもらいたかったということです。私自身がという再認識をするところがめっさ強いです。
=私のイメージ=
テスト観点=テストするための観点。この辺にバグが居そうだなと思える「勘」だとおもっています。
(このテーマで話をしようと思った時に、テスト観点とは何者だということでJSTQBの用語集を見ましたが、テスト観点はなかったです)
よくあるのがそれを一覧化して、みんなで共有できればバグは漏れない!と。
でもよく考えてほしいのです。「勘」なので、何かしらの経験、知見、知識が必要になってきます。その一覧は失敗リストでもあるのである。
過去の失敗をリスト化したものをテスト中にバグが出たとしたら、その前の工程で対策できていないと過去の経験が活かされていないということに。
そのため、テスト観点はテストする人たちのみのものではないということだと私は思っています。プロダクトマネージャやプロジェクトマネージャ、開発者、テストエンジニアのみんなで共有できれば、早い段階から問題解決できて良い製品を作れるはず!!上流の工程からバグを作りこまない作業ができる!
では、すぐにテスト観点一覧を作るべきかというとそうではないのです。
作る前にチームの中で話をするべきです。特に最近入った人とベテランが対話すべきです。先ほども言った通りで「勘」なので、ベテランが持つ直観の場合もあります。まずはチーム内で共有することが重要です!
まずはドキュメント化しようぜ!って流れは私は好きじゃないです。
∵ドキュメントにすることでかかる時間ってすごい膨大なものだからです。
このテスト観点を一覧にするだけで作成コスト、メンテナンスコスト、内容の把握、使い方の説明、改善作業、等々・・・
誰がやるんでしょうね。重要性とコストを天秤にかけないままに実行に移すとそれこそとん挫します。1回作ればそれでOKってものでもないので、改善をしていかないといけないです。もし途中でできなくなるなら、それって結局やったことをどぶに捨ててるんですよね。もったいないですよね。
じゃ、どうしましょうって話になります。
テーマを決めた飲み会とか座談会とかを実施してみたらどうでしょうか?
その中で出てきた話をみんなで共有して、整理して、みんなの中の合言葉にする。
合言葉にすれば忘れにくいので、改善されてそれが起こらなくなったらそれは文化になったということなので、次の問題や課題が発生しているはずです。忘れる、漏れる、抜けるとかが問題になってくるのであれば、一覧化して共有していく。
みんなで整理しながら育てていく。そんな感じで現場がうまく回り始めればよいなぁと思っています。
すでにテスト観点をお持ちの場合は、一度整理してみるといいです。
これ毎回テストするけど、まったく障害を出さない場合は「殺虫剤のパラドックス」化している可能性が高いです。
この話の後に、テストのスーパーヒーロー達による会が開催されることになりました。
興味があればぜひ参加してみてください。
(ってすでに募集オーバーしているΣ(・ω・ノ)ノ!!)
それでは、少しでも現場を改善して1分でも早く帰りたい「なそ」がお送りしましたm(__)m